河川:調査
水質調査
水質調査は河川・湖沼・ダム貯水池、地下水、水道、下水道、工場の用排水等で水の管理、活用に関わる量・質について、問題点や解決方法を把握する手段として実施します。
NSCテックでは調査計画の立案、採水・観測調査、水質データの解析をはじめ、水質実態の解明を行っています。また、水質自動観測機材等を用いた長期間観測によるデータの蓄積調査・解析にも対応しています。水質調査を長期にわたって行い、的確に実態を把握することで、良好な水質環境の維持保全や対策事業に貢献しています。
水位・流量観測調査
河川・湖沼・ダム貯水池、地下水等では、水位・流量調査により流量の特性を把握して、水の管理・運用を行っています。水量は渇水や洪水等の影響で変動しますので、長期間にわたる流量観測が必要です。
NSCテックでは、調査地点に通信機能を有する水位計や流量計を設置、連続調査により蓄積されたデータを解析し、水量管理の基礎資料として取りまとめています。水位・流量観測調査を長期にわたって行い実態を把握することで、治水・利水対策事業をサポートし、流水の正常な機能の維持や水源水量の確保に貢献しています。
生物調査
生物調査では、水辺とその周辺陸域に生息する多様な生物(魚類、鳥類、昆虫、植物、動物、プランクトン等)の種類と生息数等を把握します。鳥や動物等は移動する習性があるため、その水域だけでなく周辺の状況も含めて調べることが必要です。
NSCテックでは、国土交通省が実施している「河川水辺の国勢調査」に準ずる調査やデータ整理を行っています。多様な生物が生息できる環境の維持保全・修復の対策事業をサポートし、豊かな水辺空間の維持に貢献しています。
砂防基礎調査
各地で頻発する土砂災害への対応を図るために、土砂災害が発生する区域を明らかにすることが必要です。
NSCテックでは、土砂災害防止法の規定に基づいたマニュアルに準じて基礎調査を行い、土砂災害防止対策の計画策定や施設設計等をサポートします。土砂災害から命と財産を守り、安全な暮らしの構築に貢献しています。
浄化施設の機能調査・管理
水質浄化施設等の機能が正常に稼働しているか、問題点がないか、機能向上の方策はないかを把握するために、施設の水質・水量調査や施設の工程ごとの機能調査を行います。
NSCテックでは、機能調査データと運転管理データを解析して機能評価を行うとともに、施設のより適切な維持管理方法の提案や指導も実施します。適切で効率的な施設運用をサポートし、水域の水質改善に貢献しています。